シェラトン・マウイ・ホテルはカアナパリビーチ沿いの広大な敷地と絶好のロケーションに建つ老舗のホテルで、創業は１９６３年と古いが１９９７年１１月にはリニューアルしているので古臭いという感じはない。 目の前の海は他のホテルからもスノーケルセットを持った人々が集まるほど絶好のスノーケリングポイントとなっており、熱帯魚やカメが「もういいよ」っと思ってしまうくらいたくさん泳いでいる。 そして歩いて５分のところには、ショッピングセンターやレストランなどが併設している「ホエラーズビレッジ」がありとても便利なところだ。でもカアナパリビーチの一番奥に あるということでとても静かなところだ。
私たちが泊まったお部屋はブラック・ロックと呼ばれる岩場の目の前で、しかも一番ビーチ寄りだったため、バルコニーからはカアナパリビーチが一望でき右手にはラナイ島も見ることができるこれぞオーシャンビューというお部屋だった。 そして青い海と空を眺めながら、自分たちで作ったサンドイッチとコナコーヒーをいただく朝食は日本ではなかなか味わえない至福の時。
お部屋の中には、テレビはもちろんのこと、買ってきたものを入れられる冷蔵庫、コーヒーメーカー（コ−ヒーは毎日補充してくれる）、アイロン（アイロン台付き）やドライヤーも完備している。 写真のシャンパンは新婚旅行客と勘違いされたみたいで、部屋に入ったら置いてありました。ラッキー！ お部屋の大きさは、料金によって様々だけど、私たちの泊まったお手頃価格のお部屋でも全然十分だった。 バルコニーは特に狭いということもなく、十分の大きさがある丸い机と椅子（２脚）があり、昼間の暑い時間帯はビールを片手にゆっくり本を読んだりするのもリゾート！という感じでいいですよ〜 ただ一つ、眺望の良いお部屋はフロントからかなり遠く私たちのお部屋でも５分以上はかかっていた。 眺望を取るかビーチやフロントまでの近さを取るか悩むところだ。
シェラトン・マウイ・ホテルのプールはハッキリ言って大きくはない。しかも派手な滑り台などもない。お子ちゃま用はあるけどね。 しかし、目の前には絵に描いたように綺麗な海が広がっているのであまり大きいプールは必要ないかもしれない。現にプールで泳いでいる人は数人しかおらず、欧米人が多いせいもあってほとんどがプールサイドで日光浴をしていた。 プールサイドといえば、ここのプールサイドは緑が多くなるべく自然の景観を損なわないように配慮がしてある。 ２カ所ある軽食＆バーからは青い海、緑の木々、白い雲が一望できて本当にノンビリとゆったり食事をすることができる。
ホテル内には他に、ギフトショップや鉄板焼きの店、朝はコーヒーやパンも売っているバー、写真にはないがカジュアルレストランもある。 私たちは一度、「団（Dan）」という鉄板焼きのお店で食事をしたが、ここは日本語が話せるスタッフどころか日本語のメニューもなく、しかも８人〜１０人で１つの大きな鉄板を囲んで一斉に食事をするシステムのため、英語ができない私たちはものすごく肩身の狭い思いをして食事をした。 私たちの鉄板を囲んだ他の欧米人たちは「どこからきたの？」「私たちはニューヨーク」「Oh ! 私たちもそうなんだ」みたいな感じで大盛り上がりだったが、英語が不得意の私たちはものすごく無言で黙々と食べ続け、唯一最後にご飯と味噌汁が出てきたときだけは注目の的（外人もみんな茶碗と箸を持って食べていたので、チョップスティック（箸）の使い方はどうなんだ？ということでチラチラ見ていた）となったが、食後の歓談時間？も二人で「なんだ？この『ご歓談下さい』、みたいな変な空いた時間は。食事が終わったんだから早く部屋に帰してくれ！」と小声でしゃべりつつすごく心細い時間を過ごした。 これなら部屋でハンバーガーでも食べていた方が良かった。このハワイ旅行で唯一耐えがたい嫌な時間だった。 鉄板焼き日本食レストランならせめて日本語のメニューくらい置いて欲しい。英語が不得意の方はこのホテル内では食事しない方が無難かも。スタッフも総じて日本語は話せません。そのかわり日本人率が少ないので「外国に来た」という気分にはなれるけどね。
カアナパリ・ビーチで忘れていけないのが、ほぼ毎夕行われるトーチセレモニーだ。 これは勇猛果敢な酋長カヘキリの伝説（詳しくはガイドブックを見てくださいね）からきているもので、カアナパリの名物となっている。 結構な高さがあるブラック・ロックから海へのジャンプは先に伝説の内容を知っていると感慨深いものになると思う。 何も知らずに見ていると、「え！これでおわり？」ということになってしまうので用注意！(^o^) 音楽でもかけて太鼓でも叩いてくれるともう少し盛り上がるんだけど。。
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